中村 昌美さん
特技 / 人の話を聞くこと
介護一筋のキャリアが導いた 「現場を支える」という新しい役割
介護のいろいろな現場を経験してきました
2024年9月にhubへ入社し、もう少しで3年目を迎えます。介護の仕事に携わってきた期間は、実はとても長いんです。
最初は病院の急性期病棟で看護助手として2年ほど勤務し、その後は高齢者分野で8年ほど。老健や特養など施設での経験を積む中で、特に認知症の専門棟での勤務が長かったように思います。その後は障害福祉の分野に移り、10年ほど携わってきました。発達障害のお子さんの支援、医療的ケアが必要なお子さんの居宅訪問型保育、そして重度訪問介護に正職員として3年間従事し、現在に至ります。振り返ってみると、ほとんど介護の仕事をしてきた人生だなと感じています。
高齢者と障害、どちらの分野にも携わりたいという気持ちが元々あったので、両方経験できたことは自分にとって大きな財産になっています。
現場から事務へ。今は「何でも屋」として事業所を支えています
現在は現場を離れ、事業所運営に必要な事務全般を担当しています。まだ担当が明確に決まっていない業務にも、必要に応じて幅広く携わらせてもらっているので、自分の役割を一言で表すなら「何でも屋」かもしれません。私が所属する運営サポートは埼玉を拠点に、私を含め7人のスタッフで各事業所の必要書類、人員基準、補助金の申請などをサポートしています。また、管理者やサービス提供責任者の皆さんが管理する書類の確認や情報整理、医療的ケアに関する必要書類の取り寄せなども行っています。
個人としては、事業所の指定申請や行政とのやり取りがメインの業務です。管理者の皆さんから現場で困っていることを相談していただく機会も多く、「どうすればより良い現場を作れるか」を一緒に考え、必要であれば資料に落とし込むところまでサポートしています。かつて自分自身も現場に立っていたからこそ、支援するスタッフの皆さんの大変さが分かる。それが今の仕事に生きているのかなと思っています。

過去認知症の方と向き合う中で大切にしてきたことを
介護の現場で長く関わってきた認知症支援について、私が意識してきたのは「その人の言葉や訴えにしっかりと耳を傾けること」です。忘れてしまうからこそ、その場限りの対応で済ませるのではなく、その人が今どんなことを考えて、どんなものが見えているのかというところに向き合うようにしていました。
認知症支援に向いていたのは、目の前の利用者さんの言動をそのまま受け入れられる人。そして、認知症について学びを深められる人だと思います。症状を理解していないと、それが認知症から来ているものだと分からず、適切な対応につながりません。逆に、先入観が強い人は、ご本人と言い合いになってしまうこともあるかもしれません。
重度障害についてもこうった現場で感じた経験を生かし、利用者様や現場で働くスタッフについても寄り添っていきたいと考えています。
現場を支えるスタッフの皆さんへ
日々利用者様の支援に携わってくださっているスタッフの皆さんには、本当に感謝の気持ちしかありません。皆さんが1人1人ご利用者様と向き合い、それぞれの支援先で役割を担ってくださっているからこそ、事業所を安全に運営することができています。
支援に携わるスタッフと運営を支えるスタッフとでは、仕事内容も見えている部分も全く違いますが、「ご利用者様に安全でより良い生活を送っていただきたい」という気持ちは同じだと思っています。これからも情報を共有しながら、より良い事業所づくりを一緒に進めていきたいです。
祖母と同居していたこと、祖母がアルツハイマー型認知症だったこと。家族が支え合いながら生きていく姿を、子どもの頃から当たり前のように見てきた環境が、今の自分の土台になっているのかもしれません。おじいちゃん、おばあちゃんが元々大好きで、ただ好きという気持ちから始まった介護の仕事が、いつの間にか「楽しい仕事」になっていました。
hubがこれからも様々な場所で支援を提供できる環境を整えていけるように、そして支援に入るスタッフの皆さんが長く働き続けられる環境をつくれるように。介護をする仲間の一人として、これからも一緒に、より良い事業所づくりを目指していきたいと思っています。

